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FINAL FANTASY Ⅷ 感想

この記事について

noteに書いていたものを移行した記事です。
元記事はいつか削除します。
元記事: https://note.com/mkichi/n/n70b7ca0e0e73
元記事投稿日時: 2020/07/23 16:14
以下から本文が始まります。

はじめに

FFⅧクリアしました。
ずっとプレイしたかったのですが、ハードを持っておらず、昨年リマスターがSwitchで出たので意気揚々として購入しました。
FFといえばクリスタルとか召喚獣といったファンタジーのイメージだったので、本作はSF感が強く、新鮮でした。
ここから感想を綴っていきます。あまりネタバレはありませんが、物語の結末に関するネタバレが含まれますので、ご注意ください。

システムについて

MPという概念がなく、装備も武器のみのシステムが新鮮でした。
MPがないので魔法は敵から奪うor魔法があるポイントで入手するのですが、レアな魔法はなかなか使うことができず、最後まで使えずじまいだったりしました…
宝箱もないので探索も結構サクサク…かと思いきや、私が3Dマップに慣れていないために前半はかなり迷ったりしました。デリングシティの下水道かなり迷った…
また、敵を倒してもお金が手に入りません。
主人公たちは傭兵部隊に所属しており、そのランクに応じて定期的にお給料が振り込まれる仕組み。
私はずっと2〜3を行き来しており、最高でも4に一瞬なったくらいでした。
おそらくかなりレベルの低い傭兵だったので、金銭面は若干苦労しました。
だいぶ後半になってから知ったのがパーティのレベルに応じて敵も強くなることです。
私の場合なぜかスコールだけ突出してレベルが上がってしまったので、他のメンバーが戦闘不能になりやすかった気がします。
最終的にスコールはレベル90、他のメンバーは40後半だったのですが、普通にプレイするとこんな感じなんでしょうか…

語られない物語

FFⅧは「明言されない」ことが多かったように思います。
アーヴァインがイデアを撃てなかった理由。
スコールの両親について。
G.F.が結局何なのか。などなど。
公式設定はあるのかもしれませんが、ゲーム本編の中で語られることはなく、その前後の出来事や人々の言葉から推測することで繋がることが多かったです。
その最たるものがラスボス、アルティミシアの正体についてかなと。
アルティミシア=リノアであることを仄めかす要素はあるものの明言はされません。
でももしアルティミシアがリノアだったら、スコールはリノアを救うためにアルティミシアを倒しにいったのにもかかわらず、結局彼女を殺してしまったことになります…
リノアは魔女になった時「殺されるならスコールがいい」ということを言っていたので、これもまた一つの救いなんでしょうか…
語られない部分があるからこそ想像力が掻き立てられ、クリアしてからも色々考えてしまいました。

その他一言感想箇条書き

他にも色々思うところはあるのですが、なかなかまとまらないので箇条書きにしてみます。
・スコール、前半はかなりなんだこいつ感あったけどだんだん心を開いていってよい、モノローグがすごい多い
・セルフィのスロットで出る魔法 「ジエンド」と「レビテガ」ってセルフィオリジナル…?
サイファー、エンディングでめちゃくちゃ穏やかな笑みを浮かべてて笑っちゃった
・時間圧縮始まった直後の始まりの部屋でセーブポイントが増える→FFでこういうメタ的な演出されると思わなかったからびっくりした…急にこういうことするのやめてほしい(褒めてる)
・取りこぼしがいっぱいあるので悔しい
G.F.とかライブのイベントもなんかもっとできたっぽい
・結構初見殺しが多い…ソロモンの指輪とか絶対気づかない…
モーグリ出てこなかったな〜 → G.F.であるらしい…

まとめ

最初にネタバレに関する注意書きを記載しましたが、アルティミシアの正体についての仮説を知った上でプレイするのもまた一興かなと思いました。
他の語られなかった部分についても気付けなかった伏線がありそうなので、一度クリアして結末を知った上でもう一度プレイすると新たな発見がありそうです。
色々とりこぼしもあるので、いつかもう一度遊びたい作品です。