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ファイアーエムブレム 風花雪月 1周目 蒼月の章 感想(つらい)

この記事について

noteに書いていたものを移行した記事です。 元記事はいつか削除します。
元記事: https://note.com/mkichi/n/n8e8f148dfe81
元記事投稿日時: 2019/11/06 23:25
以下から本文が始まります。

はじめに 

9月から進めていた「ファイアーエムブレム 風花雪月」、1周目が終わりました。
とても一言ではまとめられないですが、もう一度やりたいけどやりたくないゲームだなと…
多分ですが、こういう筋書きの映画とか小説とかは少なからずあると思うのですが、ここまで没入できるのはゲームだからだろうなと思います。
自分が選択して、その結果を受け止めるのも自分になってくるので、とても重たいものでした。
ここから感想を綴っていきますが、青獅子の学級ルートのネタバレを含みますのでご注意ください。

学級について

一番重そうな学級を初見でやりたい!と思い、青獅子にしましたが多分どの学級選んでも重いですね…
2周目以降もやるつもりではいますが、青獅子の生徒たちに愛着湧きすぎて敵に回したくない…
他学級の子は他学級の子として接した方が楽しいかなと思ってあんまりスカウトしなかったんですが、二部に入ってからめちゃくちゃ後悔しました…スカウトしておけばあの子もあの子も助けられた…
つらいつらいばかり言ってますが、クリアできたということはやっぱり面白い部分もかなりあったからだよなと思います。
例えば支援会話とか。
セテスとフレンの会話は「そんな重要な情報ここで出す!?」と思いましたし、アネットとフェリクスの会話はとても楽しい気持ちになりました。
全員の支援レベルを上げたいあまりフリー出撃を多めにしていたら、めちゃくちゃレベルが上がってしまい、後半はレベルを上げて物理で殴る状態になってしまいました。
ほぼ全員Lv.40を超え、ディミトリは最終的にLv.48になりました。魅力のパラメータがとんでもないことに…
かなり終盤に入ってから支援情報マトリクスを作ったので2周目以降活用していこうと思ってます。

支援会話以外にも食事やグループ課題で特定の仲間同士の会話があってそれを見つけるのも楽しい。
ディミトリとドゥドゥーとか、フレンとセテス、カトリーヌとシャミア、フェリクス、イングリット、シルヴァンなどなど。

仲間同士の会話はオアシスでした。

戦闘について

今までFEシリーズや人相手にやり合うゲームをやったことがなかったので、なかなか最初からヘビーでした。
ゴーティエ家督争乱ではシルヴァンがMVPになってしまい、皮肉なもんだなと思いました…

先ほどレベルを上げて物理で殴る状態になっていたと書きましたが、それでも作戦を誤ると敗北するので、これがファイアーエムブレムか…!と思いました。
5年後の戦闘はかなりつらい…なるべくかつての同窓生は倒さないようにしてたのですが、どうしても倒さないと進めなかったり…スカウトしておけばよかった…

未解決の謎

青獅子クリアしましたが、まだ分かっていないことが何個かあるので、自分用のメモとして書いておきます。
1. 主人公の両親について
ジェラルトについてはアロイスとの支援会話で結構明らかになるみたいですが、母については全然情報が出てこないので気になります。
余談ですが、最初ジェラルトが父親ってわからなくて、アロイスに関係を聞かれた時に「他人だ」と答えてしまいました。
2. エーデルガルトについて
なんで最後あんなになってしまったのかとか、なんで紋章2つ持っているのか、しかも主人公と同じ紋章なのか、どうして戦争を起こしたのか、ポッと出の眷属たちは誰なのかとか疑問は尽きません。
次は黒鷲の学級を選んでみようかなともうっすら思っています。
3. 魔獣について
生徒が魔獣になった事件はあったのですが、それ以降人が魔獣になっているかもしれないことについては触れられませんでした。
対帝国戦で人工紋章石の魔獣とか出てくるので、帝国が何らかの技術を持っていたのかなと推測しています。
4. タレスについて
最初ビジュアルからジェラルトかなと疑っていたのですが、そんなことはありませんでした…
一部でいかにも黒幕感を出しているにも関わらず、二部で全く登場しないので、謎のまま終わりました。
やっぱり帝国と関わりがありそうだなと思ってます。
5. レア様について
レア様についても多くの謎が残ったまま終わりました。
なぜ竜になったのかとか、セテスによると家族のようなものとか。
絆を深める機会を逃してしまったので、2周目以降は支援会話を聞いてその辺について知りたいです。
6. 主人公自身について
なぜ女神が宿っていたのか?そもそも人間なのか?
たどり着くまでに時間がかかりそうです。

最終決戦

正直、エーデルガルトがああなって、「えっ?」ってなりました。
覇骸エーデルガルトって何?え?急にラスボス感出してきたな?と戸惑いました。
エーデルガルトは人間でいてほしかった、人間のエーデルガルトと戦いたかった…
でも生身の人間のままだったら勝てないと思って手段を選ばずああなったのかと思うと納得です…
ディミトリの短剣のくだりはあまりにつらいですね…

誰と生きていくか

戦争が終わったら誰と生きていくかですが、仲間同士の支援会話を見て、皆それぞれ幸せになって…先生は一人で生きていくよ…という気持ちでいました。
でもいざその場面になると、「誰との未来も選ばない」という文言が悲しすぎて結局フレンとの未来を選びました。
後日談もそれぞれの歩みを見ることができてよかったです。
こんな感じでした。支援レベルはそれぞれ最高まであげてたので納得という感じです。
ギルベルト:陛下に仕える
ドゥドゥー:シャミアと結婚?
フェリクス:シルヴァンと仲良し
メルセデス:アネットと仲良し
アッシュ:ツィリルに色々助けてもらう
イングリット:セテスと結婚
ディミトリ:カトリーヌと結婚
もしかして支援レベルに応じて変わるのかな…

ストーリーにはあまり関係ない話

英雄の遺産・神聖武

英雄の遺産・神聖武器は結構神話が元ネタになってますが、ディミトリのアラドヴァルはなるほど…となりました。

アラドヴァル、いかにも北欧神話っぽいなと思って調べてみたら「父親を殺された賠償の一つとして求めた槍」という説があったり、「殺戮者」とも訳されていると知ってなるほど…となっている— みずきち (@mt_0917) October 27, 2019

ちなみにこのアラドヴァル、アッサルの槍・ルーンと同じ槍という説もあるみたいですね。
今回出てきた英雄の遺産、大体は元ネタ見つけられたのですが、シルヴァンの破裂の槍・先生の天帝の剣は分からなかったです…

踊り子

私はアネットを踊り子にしました。歌いながら楽しく踊ってくれそうなので。
戦闘時に踊った時の動きって、男性も同じなのかが気になります。
ディミトリか迷ったので、彼に踊ってもらうのもありでした。

音楽

つらいゲームほど音楽にはまる傾向があるのですが、それを抜きにしても風花雪月の音楽がとても好きです。
特にフォドラの暁風が好きです。サントラ発売してくれないかなと心待ちにしてます。
あわよくばオーケストラコンサートが開催されないかなと淡い期待をしています。

まとめ

何というか、希望と絶望のバランスが絶妙でした。
ドゥドゥーの再登場は光でしたし、ロドリグの死は絶望でもあり、希望を取り戻させもしました。
もう一度やりたいけどやりたくないとは書きましたが、多分2周目以降も進めるんだろうな。

追記

2020/03/31 タイトルを編集しました。